REPORT・BLOG
2024-05-09 20:56:00
🌟那須プレ公演終了_参加者のご感想
4月末にプレ公演が仙台4/27と那須4/30にて無事終了しました。
◉【演じる者と観るものとの境界線を外す体験】〈那須プレ公演4/30ご感想〉
「和歌や詩で母音を味わい、13絃の音色の中でより深く五音階の世界を感じることができました。
作品の「水」の1部を動いたこと、TAOを何度も動いたことが、
演じる者と観るものとの境界線のようなものを外してくれ、
自分も作品に入り込めたような気持ちでした。
地・水・火・風に境があるわけではなく、一人ひとりが地・水・火・風となって、地球(宇宙!?)を感じる一体感はオイリュトミーならではの体験だなと思います。
「わたし」という響きには、UとA, TとAの 両極が内在していて、Sがそれを結びつけるのか・・と改めて感動しました。(天と地をつなぐ箏の音のようですね!)
ワークショップを通して、何かしらの気づきを持って芸術を観る。
そしてそれを共有したり、他の人の感性に触れたり、新たな世界に出会えた時間でした。
小澤さんが表現しようとしている多彩な音色や行間など、実際に目で見て感じることができたのは、大きな刺激になりました。
「風」「火」「水」の詩はどこからの引用ですか?
渋谷先生がカーテンの奥で歌われたことに、私は陰影を感じ、小澤さんとの対の演出が良かったと思いました。
本公演での映像の発表も楽しみにしております。
(渋谷先生の動きが正面向きよりナーゼナッハや回転のフォルムが多かったのが印象的でした)
田崎和美さんより
(宇都宮オイリュトミークラス「ひばりの会メンバー」、ピアノ講師)