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2023/03/22

「ことのはなプロジェクト」初の撮影の試み

「ことのはなプロジェクト」初の撮影の試み
春分の日🌸〈ことのはなプロジェクト〉🌸
創作のための練習や撮影など、さまざまな試みをしました。
〈二十五絃箏/小澤千絵子〉と〈オイリュトミー/渋谷智栄子〉
Wちえこのコラボレーションを、映像作品として仕上げる〈ことのはなプロジェクト〉
【地水火風】の四大世界を標題に、只今、創作中です。
テーマは「自我による変容」。
作品作りにおいて、音と動きの一致を見出すために、一つ一つの音の意味を、対話しながら、どこまでも追求しています。
単なる反応ではなく、いっときの情動でもない、
楽曲に込められた深い意図(糸)を、
シュタイナー的な考察からも読み解き、
また、日本的な感性も十分使い、丹念に織り上げてゆく作業。
「一音成仏」という言葉ー小澤さんの師匠の言葉ーがまさに相応しい。
演奏家、オイリュトミスト、撮影者が、一体となり世界観を共有できるのが何より嬉しいこと。
「なぜ、音楽、歌が人の心を動かすのか?」
という問いに対しては、
それは、
「音楽は人間そのもの」
「宇宙秩序の雛形だから」
と答えることができるでしょう。
本来、
「人間は全て音楽家」なのです。
そして
「舞い、踊り」は、かつて、星々の運行の模倣でした。
現代において、特にオイリュトミーでは、単なる模倣の域を超え、
自我に貫かれた創造行為の途上にあります。
音楽を通して、宇宙的なるものを、この地上で、
この肉体で体験し、創造してゆくこと。
それは、私たちが、どんな過酷な状況にあっても、
人間らしく生きていくために、必要な「魂の糧」であり、
大いなる「癒し」なのです。
だからこそ、伝えたい。本当の、音の力を。
「映像」という新たな手段を通して。