REPORT・BLOG

2025-06-18 22:05:00

音は形成する力(1)響きとクラドニー図形

◉音の波とクラドニー図形

 

こちらの写真は、2023年度、吉澤明子さんとのコラボ講座【創造の秘密】で

音エーテルの働きを、実験した時のもの。

音の振動によって、

小さな粒子の模様が変わってゆくのを、目で確かめることができるのだ。

その図形が「クラドニー図形」だ。

 

 

音の響きが物質に働きかけ、秩序ある美しい模様を形成することを示す実験。

「クラドニー図形」

しかし、音の響きが働きかけるのは、目にみえる物質にだけではない。

見えない心に対しても、音は形作る働きを持つ。

 

 

◉音の形成する力は

  心にも影響を及ぼす

 

楽器好きな私は、オイリュトミーの授業やイベントなどで、

いろんな楽器を使って、演奏したり、子どもたちに教えたりしている。

材質やフォルムによって、音の響きも微妙に異なってくる。

こちらはさまざまな材質の「笛」。

 

 木の笛ー竹や梨の木でできた笛

 土の笛ーオカリナや鳩笛

 

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笛は、息を吹き込むことで、音が出る楽器だ。

自分の息が、音になり、内なる世界から外なる世界へと、広がってゆく・・。

言葉にすると、あまりにも当たり前のように感じるが、

実は、この体験は、子どもにとってすごいことなのだ!

 

笛を吹けるようになってから、驚くほど大きな変化を見せた子がいる。

 

ある自閉スペクトラム症の子は、それまで「吹く」ことが全然できなかった。

 

だが、奏身舎でのイベントに親子で参加し、

ミニコンサートで、私たちが笛を吹くのを目で見て、耳で聴いて、

(きっと楽しくて自分でもやってみたくなったのだろう)

その翌日に、玄関ホールに飾ってあった鳩笛を、わざわざ私の前に持ってきて

  HO-HO HO-HO と

息を吹き込み、音を出したのだった!

 

その直後、その子は、私と目線が合うようになり、

歌いながら、ボールを投げ合ったりすることもできるようになった。

(以前は、受け取ることはできても、自分から投げることができなかったのだ)

 

きっと目に見えない心も、音によって

クラドニー図形のように美しく形作られるのだと思う。

 

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Aちゃんが初めて吹いた「鳩笛」

手で触ると、丸みがありあたたかな感触。

この鳩笛体験がきっかけになって、

新しい感覚世界が開けたのだ。

 

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🌟お知らせ

 

〈ことのはなプロジェクト〉第2弾

公演「あめつちをみたす いのちのうた」を開催!

会場:奏身舎

日時:6月29日

 

箏・オイリュトミー・映像のコラボ作品としての

『さすらいのハヤサスラ』に加え、

 

音と声の響きのワークショップも開催いたします。

(今回、響きの楽器、タムタムも用い、即興演奏&歌にもチャレンジ!)

 

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🌟告知動画を作成しましたのでぜひ、ご覧下さい。

 

▼〈ことのはな告知動画〉

https://youtu.be/YbRiWEOA9fM

 

 

▼親子向けプログラム

「響きあう音と命」12時〜

http://koto-no-hana.net/info/6278901

 

http://sousinsya.com/info/6266837

 

FBイベント欄

https://fb.me/e/3inNXdhcT

 

 

 

▼本公演「あめつちをみたす いのちのうた」14時〜

http://koto-no-hana.net/info/6278885

 

http://sousinsya.com/info/6266829

 

FBイベント欄

https://fb.me/e/5EMOXbC6H

2025-06-08 21:16:00

「根源のコトバ」とは? 人生を確かに導くその力を多くに人に伝えたい。

●人類は遠い昔、歌うように語っていた

歌と言葉、体の(特に手の)動きとの関連は、人間の意識の発達、進化の秘密とも深い関わりがあります。
シュタイナーは、「人類は遠い昔、歌うように語っていた」 「太古と今では記憶の仕方が違う」と言いますが、
ハンディを持つ子ども、成人たちは、まさにそうでした。

東田直樹さんの著書「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」でも語っていらっしゃるように、
障害を持つ子供たちは、 「太古の昔からタイムスリップして来たような」ところがあり、
シュタイナーの本で学んだ知識を、私は、オイリュトミーを通して実際に体験し、検証していったのでした。

その後、障害を持たない、幼児クラスや子どもクラス、大人のクラスを持つようになってからも、
この時の体験は、私の授業方法の大きなベースとなったのです。 それは、言葉というものの本質に触れる体験でした。

頭で考える知的な概念言語の前に、音声言語があり、 口から放たれる音声言語の前に、動作言語の豊かな世界があること。
また、民族言語である、母語の重要さ。 アイデンティティーの土台となる母語は、私たちが住まう風土とも結びついています。

日本語は「母音が優勢」なので、歌の中に生きる母音を通して、 無意識のうちに知恵が浸透していくようでした。
動作言語と、思考の言葉である概念言語の間には、大きな隔たりー壁がありますが、「聖なるものへの感情」を通して、
この両者がつながると、いろんなことが可能になることもわかりました。

・・・・・・・・・・・

●聖なるものとの出会いが、人を内側から癒す

この「聖なるもの」は、かつて木彫制作していた頃からずっと、私を導いてくれたテーマでした。
扱う素材が「木彫」から「人間」「オイリュトミー」に変わっても、テーマは変わらなかったんですね。

どんなに障害が重く見えても、口先では、反感に満ちたひどい言葉を吐いたとしても、
心の底にある「聖なるものへの憧れ」に触れることさえできたなら、心の奥の扉が開くのです。

自我による治癒は、聖なるものと結びついており、それは言葉や音楽の「響きの中に」生きています。
言葉の中の聖なる霊的存在、それをシュタイナーは「霊我」と呼びました。

それは、人間の一番神聖な部分の中に、未来への萌芽として存在しています。
色、音に触れる美しい芸術体験ー特に総合芸術としてのオイリュトミーにはー聖なるものに触れる力があると確信しています。
それは、根源のコトバと出会うこと。

ヘレン・ケラーが「Water」の言葉体験を通して、 言葉の本質を直感し、その後の人生が大きく変わったように、
「根源のコトバ」体験は、私たちの人生や、世界観をより豊かに、確かに導くものです。

その力を、これからも多くの方に伝えていけたらと思うのです。
オイリュトミーの活動を通して。
また、小さな、ささやかな手遊びを通して。
公演活動を通して。

・・・・・・・

●うたの語源〜「うつ」「うったえる」互いに「うち合う」

6/29の公演「あめつちをみたすいのちのうた」では、天地をつなぐ人間の聖なるものを、
根の国底の国に棲まう「さすらいのハヤサスラ」として、 また日本語独特の「母音」の深い豊かな世界を、
箏、タムタムの響きと共に、歌を通して表現します。

「うつ」「うったえる」「うち合う」それが「うた」の語源だとか。
私たちの魂はまさにそのような体験を求め、だからこそ、人と出会い、 心と心で「うち合う」ことに、人間らしい喜びを感じるのでしょう。

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🌟6/29の公演とWS は、まさに心と心で「うち合う」ものをテーマにしています。

▼あめつちをみたす いのちのうた〜14時から
https://fb.me/e/5EMOXbC6H

親子向けプログラム
▼響きあう音といのち 〜12時から
https://fb.me/e/3inNXdhcT

告知動画
https://youtu.be/YbRiWEOA9fM

 

 


2025_0606. 記:萌黄 moegi ▼ FB記事より転載 https://www.facebook.com/chieko.sibutani.1/posts/pfbid02T5v7h9F9PHSm8TVPGKwAKPqGwwgQ4oyGUst2hiCwjhrnY4jtc7mXE5ZqNswsaKB6l

2024-06-16 21:32:00

🌟〈ことのはなプロジェクト〉公演振り返り⑵

天地をつなぐさすらいの

ハヤサスラ

~地水火風の旅~

〈ことのはなプロジェクト〉初公演から1週間、振り返るとともに、いただいた感想をまとめました。

 

◉自身の振り返りー「本当の自分」とは?

〈ことのはなプロジェクト〉のテーマは「本当の自分に出会うこと」。

ですが、そもそも「自分」そのものが、まるで玉ねぎの皮のように、どこまで剥いたら、本物が出てくるのかわからない・・と思えることがあります。

 私もオイリュトミーの稽古と並行し、ホールの床の雑巾掛けや、衣装のメンテナンス、炊事洗濯を毎日やってました。💦

 練習だけやっていたい・・と思う気持ちも当然ありますが、生活そのものを支える家事、労働も私の大事な一部、、、

シルクの衣装をつけて、美しい世界に浸るだけではなく、食べること、眠ること、働くこと・・人と会話すること。

物質を基盤にした、地の世界で生きるために、これらを無視することはできません。

だから地に足がついた、農的な暮らしを、芸術と同じくらいに大事にし、

畑や草花を育て、大地に触れることを本当に大切にしています。

 

でも、日常だけにすっかり埋没してしまうと、大切な何かを見失ってしまう。 

大きな世界との呼応を忘れてしまうと、自分の本来の目的が見えなくなってしまうのではないでしょうか。

 

◉大宇宙とは、内なる精神世界

大宇宙とは、内なる精神世界=霊界であり、そこは、「目標」「意図」の王国だと、シュタイナーは語っています。

 いわば、羅針盤のようなもの。

 目標や意図がわからないまま、闇雲に行動するのではなく、

朧げでもわかったほうが、「正しい本来の道」を目指して進んで行けるのではないでしょうか。

 

◉ TAO とは、大いなる世界と自分をつなぐ「道」

今回TAOの響きを体験していただきましたが、

 TAO とは『大いなる世界と自分をつなぐ「道」』のことなのです。

 

 大宇宙と 小宇宙の「わたし」

 天と地の間にある「人間」

橋渡しする「通路」としての

‘オイリュトミー’

 

 

自分自身が何なのか・・

それを思い起こすために、大いなる世界との確かな通路をつくることが大切であり、

そのためには中心の「心を動かす」ことが必要です。

だから「芸術創造」が人間にとって欠かせないものなのでしょう。

 

 

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〈第二部 公演〉

天地をつなぐ さすらいのハヤサスラ

 ~地水火風の旅~

 

 

◉ 書と響きのコラボ

第二部は、安齋裕司さんによる書「風」「火」「水」「地」が、場面ごとに壁面に大きく映し出され、 これから起こる世界像を、文字の形象が直感的に予感させてくれるのでした。

 

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そして、各場面ごとに、TAOのメロディーが箏の音で奏でられ、四大世界が次々に展開するたびに、調性も変容してゆくのです。
オイリュトミーの動きの後には、瑠璃さんによる詩の朗唱。 

 そして最後の「土」では、音楽に続き、言葉のオイリュトミーで締めくくられました。

 

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◉音と映像のコラボ

◎「水」の即興演奏では、海の哺乳類の王者「鯨」のイメージ映像が、水の波紋とともに映し出されました。
「生命の水=エーテルの流れ」と共に、ゆったり回遊する映像は、みているうちに、自分も鯨と一体となり、深く呼吸できるような癒しの力がありました。
 その姿は、泳ぐというよりもどこか飛翔しているようにも見え、エーテル界を自在に流動する、いのちそのものを感じさせました。
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◎「地」=「土」では、

都会の夜景の映像が浮き上がる中、「土」の音楽オイリュトミーを舞わせていただきました。今回初めて取り組んだ「土」は、テンポも早く、いろんな場面展開が次々に起こる魅力的な作品で、私にとっても新たなチャレンジとなった作品です。「土」一曲の中には、多くのイメージが繰り返し展開されています。ちょうど、旧約聖書「創世記」において、地球紀の初めに、これまでの宇宙進化を全て繰り返され、新たな「地」=「土」元素が加わったように。
それは、このような場面展開でした。
・流動する世界ではなく、硬い物質的な世界をイメージした場面、

・都会に生きる、孤独と突き刺さる痛みを思わせる場面、

・日々のルーティンを思わせる場面、

・無意識の中に溶け込む「月」の場面、

・打音が連続する「木」をイメージした場面、

・そして悲しみから歓喜へと変容する「火」、

・「閉じ込められた水」から「自由な大海へ」と開放される「水」 

 

 

 中でも打音の響きは、ハンマーや木槌で硬い木を叩くときのようなイメージがあり、かつて木彫を制作していた私にとっては懐かしい響きです。 
その打音の響きからは、破壊ではなく、新しい何かを明確な意図を持って作り出すときの音、創造の槌音の爽快さを感じました。そこには目的があり、焦点を合わせ、狙いを定める動きが自ずと生まれます。
今回、お客様たちには「土」がとても新鮮だったようで好評でした。
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〈第三部 交流会〉

琥珀さんによる映像作品が映し出され、参加者の感想をシェアしました。

 

 

交流会では、今制作中の「地水火風」の作品の一部「水」も映し出され、その映像は、これまでの単なる記録映像とは全く異なるものでした。

 

いわば、目に見えない空気が、感じられるような不思議な仕上がりなのです。

物質的な空間では、オイリュトミーと箏は離れています。

 

しかし、琥珀(近清さん)による映像では、ところどころ重なったり、一体になったり、

オイリュトミーの動きから箏の演奏が見え、

箏の演奏からオイリュトミーが感じられるようでした。

 

心の中の空間ーアストラル空間を見える化した画像と言えるでしょうか。

 

映像を見た後に、お一人お一人の感想をシェアしました。

 

参加者の顔ぶれは実に多様でした。オイリュトミー、シュタイナー関係の方はもちろんのこと、

 

・二十歳を間近に控えた大学生

・子どもをお風呂に入れて公演に駆けつけてくれたママ

・牧場で牛を飼っている牧人さん(那須ならではですね!)

・グリーフケアの研究者

・ピアノ講師

・調律師

・保育士

・エンジニア・・

 

プレ公演も含めて、ご参加いただいた皆様、お手伝いやご声援くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

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🌟もっと多くの方に、広く伝えたい!
そんな思いから、映像作品の制作と販売を行なっています。

〈ことのはな〉6/9本公演、プレ公演、共にアーカイブ視聴が購入できます。

(第一部・第二部のみ。30日間)

 

▼リンク先はこちらです。

https://peatix.com/event/4019955/view

2024-06-15 21:24:00

🌟〈ことのはなプロジェクト〉公演振り返り⑴

天地をつなぐさすらいの

ハヤサスラ

~地水火風の旅~

 

◉〈ことのはな プロジェクト〉本公演無事終了

 

二つのプレ公演を経て(仙台4/27、那須4/30)、 6/9、那須・奏身舎にて本公演が開催され、

二十五絃箏とオイリュトミーのコラボに加え、今回、初めて映像作品が加わった。

 

〈オイリュトミー ×二十五絃箏 ×  映像  〉

  当事者の私たちすらも、最終的な仕上がりが全く未知のまま(でも不安は不思議となかった)迎えた6/9公演本番は、直前に「地水火風」の書もコラボに加わった!
 
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ホール漆喰壁に映し出される「書」と映像 


当日は、奏身舎という響きの空間で、出演者と参加者の魂が響き合い、音、動き、色、映像・・

魔法のような濃密な雰囲気を醸し出していた。

映像とオイリュトミーのコラボは、初めてだったが、第三部のシェア会での反響は予想以上のものだった!

公演から1週間経ち、自分なりに、今回の公演を振り返ってみた。

 

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〈第一部 体験会〉 

 

◉天地(あめつち)を結ぶ、
       「道」=TAO
 

「天」という言葉も「地」という言葉も「頭では知って」いる。

しかし、本当に実感しているだろうか?
知識としてではなく、心で思えるだろうか?

また、この言葉がどんな概念を指し示しているのかを、確かに掴むのもなかなか難しい。

 

第一部〈体験会〉が始まった時、ちょうどしっとりと雨が降っていた。

「天地を」を「あめつちを」と言い換えてみる。

すると、雨が土に染み込むような、柔らかさと自然さがある。

 

「あめ」という語には、「天」「雨」「海」・・の三つがあり、天から降ってきた雨の雫が、川に流れ大海へと合流する・・・
「あめつちを」・・は、そんな「めぐる命の物語」を感じさせてくれる語。
それを母音で体験していただいた。

 

 そして子音で「地水火風」を体験し、水 ,風の両方に流動する特性が、日本語ではどちらも「子音S」で表現されていることに気づく。

 

そのS音は、根底(ねそこ)の国を彷徨う「さすらいのハヤサスラ」の名前の中にも響いている。

そしてSの形は川の蛇行、風のそよぎ、背骨の形、静けさの音。・・これらの形象として現れているのだ。

 

さらに、

天と地を結ぶ「道」=TAO を箏の音で体験していただいた。

 

天の領域にまで広がる清らかな音の響きは、今度は

大地の一部である、自分の内部へ取り込まれて、体の中にまで浸透する。

 

この「わたし」こそが天と地を「橋渡し」する存在なのだ。

その秘密が、音を通して明らかになり、リアルな体験になってゆく。

 

 

 

 

◉天地を結ぶ、箏による音体験

 

箏による音楽オイリュトミーでTAOをインターヴァル体験すると、

くどくど説明しなくても、理屈抜きで、ハートで感じられ、腑に落ちるが素晴らしい。

実は、箏そのものが「天地をつなぐ楽器」と言われているそうだ。

 

その「天地をつなぐ」箏を使ってのコラボ公演「天地をつなぐ、さすらいのハヤサスラ」・・

このテーマは、我ながらぴったりだったと思う。

 

そしてその箏は、「伝統」からより自由に羽ばたく可能性を持つ「二十五絃箏」だからこそ、この体験が可能になったのだ。

 

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箏について説明する瑠璃(小澤千絵子)さん

 

 

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◉他者との「協奏・共創」

  芸術体験による癒しの力

 

今、地の球である「地球」を旅し、生きている私たち。 
この地の世界=物質界、現実世界において「本当の自分を生きる」ことは、言葉ではたやすくとも、実際に行うのは本当に至難の業だ。 
理想を胸に抱いても、厳しい現実を前にして、心折れそうな時も多々ある。 
でも、今回のプロジェクトを通して確信したことがある。 
それは芸術体験を他者とハートで共有し、外面ではなく、深~い内面の奥底でつながると・・・大きな癒しの力が湧き起こるということ。
 他者との「協奏」「共創」「協働」を通してこそ、個である私自身の自我もより輝き、強められ、「本当の私」と出会う機会が与えられるということだ! 
これが〈ことのはな プロジェクト〉を通して一番やりたかったことである。
 
 

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◉未来の「社会芸術」に向けて

 

単なる感覚的な喜びを刹那的に得るだけではなく、それを心奥の自我まで落とし込む。
他者と「協奏・共創」する芸術。演じるもの、観るもの双方が、この垣根を越え、融合すること。
今回、参加者とも核心部分を共有し、舞台を創造できたことが、一番嬉しいことだった。
 一人一人の人間が、個として自立しながらも、美しい芸術作品のように互いにイキイキした関係性を持ち、社会を創造してゆく。
それを「社会芸術」とシュタイナーは語った。
その萌芽が予感でき、ささやかでも現実に降ろせたことは本当に嬉しく、幸せなことだった。
今回の〈ことのはなプロジェクト〉①の体験を元に、さらに世の中へ広げる活動へ、未来に向けてしっかり繋げてゆきたい。

 

🌟もっと多くの方に、広く伝えたい!
映像には世の中に広げ未来に伝えるという役割があります。
映像作品の制作と販売を行なっています。

〈ことのはな〉6/9本公演、プレ公演、共にアーカイブ視聴が購入できるようになりました。

(第一部・第二部のみ。30日間)

 

▼リンク先はこちらです。

https://peatix.com/event/4019955/view

 

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2024-06-07 21:18:00

🌟TAOを全身で感じる

 

〈天地をつなぐさすらいのハヤサスラ〜地水火風の旅〉

 

◉「あめつちの」雨が土に染み込むよう・・

 

いよいよ、公演まであと数日となりました。
天と地をつなぐ…と言うと、何だか難しく聞こえますが、「あめつちの」と、言い換えると、とても柔らかく、自然な感じがしますね。
まるで雨が土に染み込むように・・・古代人は、天と地のつながりを、もっと生き生き感じていたのかもしれません。

 

「あめつちの」は、

古事記冒頭や万葉集にも枕詞として多く歌われています。

それを、第一部の体験会では、母音によるオイリュトミーで体験します!

 

◉陰陽の調和「「TAO=道」

老荘思想で知られる「TAO=道」という言葉は、陰陽☯️の調和を大切にする思想です。

 大きいものと小さいもの

 陽と陰

 明るいものと暗いもの

 

相反する両極を結ぶ、「TAO=道」の本質も音楽や言葉のオイリュトミーで体験することができます。
意味だけでは難解な概念も、響きを体で動くことを通して言葉本来の生命と叡智があなたに働きかけてくれることでしょう。
心を動かしてTAOを感じてみましょう!特に箏でのTAOは素晴らしい体験になるでしょう!
箏そのものが「天と地をつなぐ楽器」と言われているのですから。
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